【Samidori Labo】オーストラリアの子どもたちとの国際交流事業を始めました
Global Kindergarten Project(グローバル・キンダーガーテン・プロジェクト)
Samidori Laboの取り組みのひとつとして、オーストラリアの子どもたちとの国際交流事業をはじめました。第一回目のセッションのレポートをします。
この活動は、インターネットを利用した、子どものための国際交流プログラムで、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と共同で運用しているものです。オーストラリアの幼稚園(Aussie Kids Mermaid Waters幼稚園)と提携し、人種・民族が異なる子どもたち同士のコミュニケーションを創発し、グローバル社会に向けた多様性教育のための学習環境をつくることを目的としています。
活動の内容
子どもたちの国際セッションの内容は、大きく分けて二つに別れます
(1)朝の自由遊びの時間に、子どもたちが自由にコミュニケーションをとるもの
子どもの主体性にまかせた自由なセッションで、本日実施したものです。写真にあるように、子どもたちは教室から好きなものを持ってきて、オーストラリアの子どもたちに見せてあげています。英語教室に通っている子どもたちの動機がとても大きいようです。 ***毎週 水曜・金曜開催(本町は隔週金曜開催)
(2)あらかじめ出し物(文化の紹介等)を用意して、クラス全員でコミュニケーションをとるもの
先生が主導して、色んなプログラムやアクティビティを体験します。お互いの国の文化の紹介(民族衣装や伝統民謡)、言語の必要のないゲーム等を行います。写真は早翠のスタッフが大学と共同で試験的に実施した時のものです。 ***7月,11月に開催
幼児期の英語教育
幼児期の子どもへの英語教育の是非については諸説ありますが、早翠学園では、子どもたちに英語を暗記させ、詰め込むような教育をするのではなく、民族や人種が異なる子どもたちとコミュニケーションをとる楽しさを通して、小学校からはじまる英語教育への動機付けに繋がるような体験を育むという方針をとっています。やらされ勉強ではなく、『海外の人たちとコミュニケーションを取りたい』とうい想いから国際理解や語学学習に取り組む姿勢が身に付けば、それ以上の学習はありません。