早翠学園10の魅力 Ten of Charm

POINT 1

創立100年の歴史 蓄積された教育的知見とその活用


早翠学園創業の地
早翠学園は、幼児教育の必要性を痛感した創設者(仏教寺院住職)が、大正5年に県知事より認可を受けて設立した、100年の歴史を持つ伝統的な幼稚園です。「心とからだの健やかな子どもに育てよう」という教育目標のもと、仏教的な慈愛の精神に基づき、心身ともに健やかな子どもの成長を願い、幼稚園教育に取り組んできました。その100年にも及ぶ長い歴史の中で蓄積された教育的知見は、現代の早翠学園まで受け継がれており、日々の教育内容にその哲学が余すことなく反映されています。

早翠学園の卒園生は、12,000名近くに及び、幅広い分野で大きく活躍しています。これまでも、そして、これからも、子どもにとって最高の学び舎として、理想的な教育内容、教育環境で子ども達を育んでいきたいと願っています。

POINT 2

『幅広さ』『奥深さ』『高度さ』を追求した体験型カリキュラム

早翠学園では、子どもたちの経験の『幅広さ』と『奥深さ』と『高度さ』を徹底的に検討し、日々のカリキュラムの目的・狙いを明確化した上で子どもたちに多様な経験を提供します。
幼児期の「学び」は、子どもが主体的に様々な事象に関わることによって行われます。家庭や地域社会では経験できない多くの体験、経験が早翠幼稚園のカリキュラムの特色の一つです。
幼児期に多様な経験により培われた「学びに向かう力」(集中力、挑戦力、持続力、好奇心、工夫力等)が、その後の学力の育成にとても重要となります。この「学びに向かう力」が、文字・数・思考などの基本的学力の育成につながっていきます。
いわば、一人ひとりの子どもの、人間としての基礎部分、成長する芽を、幅広く豊かな経験の中で伸ばしていくのが、早翠学園の役目です。
早翠学園では、子ども達の「未来」を見据えて、「今」のカリキュラムを組み立てています。

次の5つの面から、子どもの成長を見つめ、一人ひとりがバランスのとれた人間として、大きく成長していく教育環境を作ることを目標としています。

  1. ① 健康な体の成長を助長し、生きていく力を身につける
  2. ② 自立心を育て、社会性を養う
  3. ③ 身近な環境に関わり、思考力を育てる
  4. ④ 言葉を豊かにし、心を育てる
  5. ⑤ 感性を育て、創造性を豊かにする

早翠の理念

POINT 3

先端ICT企業との連携

早翠学園は時代の変遷に適応した最新の教育内容を子どもたちに提供します。
2015年に本園は“学ぶ学校”として”Samidori Lab”を開設し、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と共同で、最先端のテクノロジーを用いた新しいカリキュラムを開発し、子どもたちに提供しています。

また、幼児教育のための知育アプリケーションで国内トップシェアを誇る(株)Smart Educationと提携し、21世紀型スキルの獲得に向けた、ICTを活用した授業を企画・開発しています。

POINT 4

教育品質マネジメントの国際基準 ISO9001認証取得

ISOとは国際基準で定められた、質を保持しさらに高めていくための組織を管理する規格のこと。 早翠学園では100年の伝統に根ざしながら、常に高い理想を掲げ、広い視野に立った教育を推し進めて参りました。高水準の教育の質を維持し、さらによりよい内容にしていくために、ISO9001認証を取得し、現在も継続審査を受けています。
これからも、幼児の豊かな幸せを目指して幼稚園全体の教育活動が、より望ましいものになるように常に努めていきたいと思います。

POINT 5

子ども一人ひとりを大切にし、発達特性を踏まえた教育

乳幼児期は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う大切な時期であり、子ども達は、成長の時期にふさわしい景観や活動を通して心身共にバランス良く成長していきます。
人間の様々な能力、からだや脳の機能は、それぞれ成長する時期が異なり、これを感受性期(臨界期)といいます。
神経系の成長は、6歳頃までにほぼ成長し終え、言語は、生後半年から12~13歳。数学的能力は、1歳から5歳前後に大きく成長するといわれています。
幼稚園の教育は、そのような幼児期の発達過程、発達の特性を十分に踏まえ、子どもの成長に必要な経験・体験をバランスよく配置し、四季折々の行事も織り込みながら行われています。

POINT 6

子どもの心身の発達を考慮した園環境・教具・園舎


子どもの成長は、その環境に強く影響されます。
早翠学園では、幼児の発達段階を踏まえ、子ども達の成長にふさわしい教育環境の充実に努めています。幼稚園の遊具や、机、椅子などの園具、教具はもちろんのこと、ちょっとした積み木や、絵本などにも気を配り、良いものに触れさせてあげたいと願っています。
竹藪から顔を出すタケノコ、流れる水音、秋の落ち葉や木の実などから、子ども達は、多くのものを学び取っていくのです。
幼いときから、本当に良いものに自然にふれ合って育つことにより育まれるもの。私たちは、そのことをとても大切だと考え、子どもだからこそ手抜きすることなく、よりよい教育環境の整備につとめています。
また、早翠学園は、幼児教育総合事業で国内トップシェアを占める、㈱ジャクエツをグループとして運営しています。早翠幼稚園・第二早翠幼稚園ともに、ジャクエツグループのモデル幼稚園として、全国トップレベルの教育環境整備を実現しており、早翠の園舎の設計は、子どもの心身を第一に考えた美しい遊環構造となっており、身体能力を最大限に拡充する設計がなされています。
例えば、園内に置かれたひとつひとつの積み木や、様々な中型遊具、絵本、美術品に至るまで、早翠学園は、子ども達にとって最良の高品質のものをひとつひとつ丁寧に選び、図形、空間認識、思考力、注意力を高めるためのありとあらゆる仕掛けがなされています。

POINT 7

恵まれた保育環境 —自然体験施設完備—


さみどり自然観察園

さみどりバラ園
早翠学園は、子どもたちの自然体験をより豊かにしたいという願いから、敦賀湾に面した西浦海岸の3000坪の敷地に『さみどり自然観察園』を整備して、日々の教育に活用しています。さみどり自然観察園は、若狭湾国定公園内に位置し、きれいな海と砂浜、豊かな木々に囲まれています。階段を使って砂浜や磯まで降りることができ、敦賀の海の豊かな自然と触れ合うことができます。
また、『さみどりバラ園』では、ふくよかな香りの中、メダカ池などをめぐりながら楽しいひとときを過ごします。早翠学園ではこの豊かな自然を体感できる施設を十分に活用して保育をしています。

         
POINT 8

充実した教員研修・スキルアップシステムに裏付けられた保育教諭

幼稚園の教職員は、歌や折り紙・ゲームなど、表面的なことを教える仕事ではありません。
また、子どもを預かって安全にだけ配慮して時間を過ごす、子どもを見守るだけの仕事でもありません。
子ども達が幅の広い実体験を通して、主体的に多くのことを無自覚のうちに学んでいくのが幼児教育であり、教職員は、それを経験・体験を計画的に組み立て、必要な援助やヒントを与えたり、子ども達のモデルとして支えていきます。
早翠学園の教職員は、幼児教育のプロフェッショナルとして、園内で実施される豊富な教育制度で得た知識を日々の教育現場の中で実務に落とし込み、自身の教育的な方法論の糧とし咀嚼しています。

  • ・様々な大学から幼児教育分野の教授を請待し、教員向けのセミナーを行っています
  • ・退職したベテランの先生が各クラスの現場に入り、教員一人ひとりに細かい授業改善案を提供しています
  • ・クラスや学年を横断した密なコミュニケーションにより、内省で日々のカリキュラムを策定しています
  • ・『Plan-Do-See-Action』をモットーに、過去のすべての授業記録をデータとしてアーカイブし、早翠の教育に役立てています
POINT 9

「安心・安全・健康」な食育へのこだわり

早翠学園では、「安全・安心・健康」ということを原則に、子ども達が、楽しい雰囲気の中でバランスのとれた給食を、食することを願い、幼稚園内の厨房で毎日心を込めて給食を作っています。

  1. 1. ご飯は、無農薬有機栽培のお米を使用しています。
  2. 2. 調理油は、なたね油を使用しています。
  3. 3. 原則として中国産の食材は使用していません。
  4. 4. その他(無農薬野菜、有機栽培野菜、地産地消など…)
  • ●食物アレルギー体質の園児に対しては、家庭と連携し、出来るだけ対応していきます。
    担任とご相談下さい。(※専門医の指導にしたがって食事療法をしている方)
  • ●摂取栄養などは、学校給食標準食品構成表に準拠して行っています。
  • ●毎月1回、お弁当の日があります。(行事などの日もお弁当になります。)

【無農薬有機栽培米の使用について】
幼稚園のお米は、すべて無農薬有機栽培のものを使っています。現在は、若狭町(旧三方町)の方が手作りしているお米を使っています。
おいしいご飯を、安心して食べてほしいと思います。

【使用食材について】
幼稚園の給食の食材は、原則として国内産のものを使っています。中国産については、当面、使用を全面的に中止しています。(既製のドレッシングに入っているゴマのみ中国産・安全審査済み)地産地消で、出来るだけ地元で取れたての食材を使い、無農薬・有機の食材の使用を増やしていきたいと努力しています。
また、トレーサビリティーの確保できないものは、なるべく使用を控えています。

※トレーサビリティとは日本語訳では、追跡可能性という言葉があてられることが多く、私たちが手にする食品の履歴を、流通システムの構築や表示によって追跡できるようにして、明らかにしようということが目的です。

POINT 10

様々な子育て支援活動

早翠学園では、正課の教育内容の他にも、様々な子育て支援活動を展開しています。
0歳~2歳児を対象とした未就園児向けカリキュラム等、いずれも非営利の社会的取り組みとなっています。
詳細は、【子育て支援活動】より、Samidori Preschool・子育て支援をご覧ください。

子育て支援活動